リンク集が「信用の入口」に変わる時代。
生成AIで自分の紹介ページを作る
1行 プロンプトで着手 | 3点 公開前に決めること | 0円 初回無料コンサル |
✍️ 近森 満(株式会社サートプロ CEO)
#生成AI#DX推進#デジタル人材#ChatGPT#リスキリング
・生成AIが情報の「関係性」を組み立てる仕組み
・紹介ページが名刺交換やデジタル人材育成に効く場面
・AIに任せる前に人間が決めるべき3つのこと
・自分を構造化することがマインドシフトにつながる理由
| 1リンク集は、もう「リンクを並べる場所」ではありません |
| 2AIが作るのはページではなく、情報の「関係性」です |
| 3個人ページを持つことは、デジタル人材の基礎体力になります |
| 4「デザインが苦手」は、もう止まる理由ではありません |
| 5AIに任せる前に、人間が決めるべきことがあります |
| 6自分を構造化することが、マインドシフトにつながります |
| 7まずは1ページ、自分の入口を作ってみましょう |
| 8さいごに |
こんにちは、IT・DX教育サービスの株式会社サートプロ 近森満です。
当社では「DX推進人材教育プログラム」として初回無料のコンサルティングを提供しています。DX推進や人材育成のご相談をお待ちしています。
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リンク集は、もう「リンクを並べる場所」ではありません
リンク集はURLを並べる場所から、「自分は何者で、何を提供し、どこへ案内すべきか」を構造化する入口へと変わりました。必要なのはリンクの数ではなく入口の設計です。
皆さんは、自分の紹介ページを持っていますでしょうか。会社のプロフィールページ、SNSのアカウント、Facebook、X、Instagram、YouTube、Podcast、著書、登壇情報、相談窓口。いろいろな場所に自分の情報は散らばっています。ところが、いざ誰かに「近森さんの活動がまとまっているページはありますか」と聞かれると、意外と一発で出せるものがなかったりします。
もちろん、リンク集サービスは以前からあります。プロフィール欄に置くリンクまとめ、SNSから飛ばすための簡易ページ、名刺代わりのURL。便利ですし、私もこうしたものの価値はよくわかります。ただ、生成AIがここまで使えるようになると、リンク集の意味が少し変わってきます。単にURLを並べるだけなら人間が手で作ればいいのですが、AIを使うと「自分は何者で、何を提供し、どこへ案内すべきか」を構造化したページに変えられるからです。
今回、私の仕事仲間である山口徹さんが、自分のリンク集をもとにAIで紹介ページを作る取り組みをされていました。それを見て、私もChatGPT Sitesで自分のリンク集を作ってみました。参考として、実際に作成したページはこちらです。
参考URL: ChatGPTで作成した近森満のLP
やってみると、これは単なる遊びではありませんでした。自分の活動をAIに渡し、AIに整理させ、必要な導線を組み直す。これは小さな自己紹介ページの話に見えて、実はDX推進やデジタル人材育成にもつながる話だと感じています。
AIが作るのはページではなく、情報の「関係性」です
生成AIは見た目を整えるだけでなく、情報同士の関係性を役割別に組み立てます。読者が知りたいのは情報の全部ではなく「この人は何をする人か」という入口です。
ChatGPT Sitesのような仕組みで面白いのは、見た目だけを整えるのではなく、情報同士の関係性を組み立ててくれるところです。たとえば私の場合、サートプロ、DX推進、人材育成、IoT検定、AI、マインド・トランスフォーメーション、音声配信、著書、SNSといった要素があります。これを人間がそのまま並べると、どうしても「全部載せました」というページになりがちです。
しかし読者や初対面の相手が知りたいのは、全部の情報ではありません。「この人は何をしている人なのか」「自分に関係があるのか」「相談してよい相手なのか」「信頼できる活動実績があるのか」です。つまり、リンク集に必要なのはリンクの数ではなく、入口の設計です。
ここで生成AIが役に立ちます。AIに素材を渡すと、プロフィール、活動テーマ、サービス、コンテンツ、問い合わせ導線のように、情報を役割別に分けてくれます。これはWeb制作の専門家でなくても、自分の発信基盤をかなり短時間で作れるということです。もちろん最終確認は人間が行う必要があります。AIは事実関係を間違えることがありますし、本人が意図していない表現を入れることもあります。ですが、たたき台としては非常に強力です。
事例: 名刺交換後の「あとで見てください」が変わる
たとえば展示会や勉強会で名刺交換をしたあと、「詳しくはこちらをご覧ください」と言ってURLを渡す場面があります。従来なら会社サイトのトップページ、サービスページ、またはSNSプロフィールを案内することが多かったと思います。ところが相手からすると、そこから必要な情報を探すのは意外と面倒です。
そこで、自分の紹介LPがあると流れが変わります。自己紹介、会社情報、DX推進人材教育プログラム、音声配信、著書、相談窓口が一つのストーリーとして並んでいれば、相手は短時間で「この人に何を相談できるのか」を理解できます。QRコードにして名刺や資料に載せれば、現場でのコミュニケーションもかなり軽くなります。
これは営業資料の置き換えではありません。むしろ、最初の信用形成を助ける入口です。技術者採用、人材育成、リスキリング、キャリアパス設計のようなテーマでは、相手がすぐに全資料を読むことはありません。まずは短く、信頼できる導線を提示する。その意味で、AIで作る紹介ページは小さなFDE的実装とも言えます。
個人ページを持つことは、デジタル人材の基礎体力になります
自分ができることを整理し、他者に伝え、必要な場所へ接続する力は、AI時代のデジタル人材の基礎体力です。散らばった経験をまとめる作業が価値を伝えます。
私は、個人が自分の紹介ページを持つことは、これからのデジタル人材にとって基礎体力の一つになると考えています。大げさに聞こえるかもしれません。しかし、AI時代の仕事では「自分が何をできるか」を整理し、他者に伝え、必要な場所へ接続する力がかなり重要になります。
エンジニアであれば、GitHub、登壇資料、技術ブログ、ポートフォリオ、資格、実績があります。人事や教育担当であれば、研修設計、採用広報、社内コミュニティ、リスキリング施策、データ活用事例があります。これらをただ散らばったままにしておくと、せっかくの経験が相手に伝わりません。
AIに素材を渡し、自分のページを作らせる作業は、単なるWeb制作ではなく、自分のスキルセットを棚卸しする作業でもあります。何を見せるべきか、何を見せないべきか。肩書きだけでなく、実際にどんな問題を解決できるのか。そこを考えることで、自分自身のマインドセットも変わっていきます。
人や組織の変化で詰まったときの参考図書として、私の著書『マインド・トランスフォーメーション AI時代の思考革命: AI時代に必要な人間OSのアップデート』も、必要に応じて手に取っていただければと思います。AI時代に必要なのは、ツールの使い方だけでなく、自分の考え方をどう更新するかだからです。
事例: 技術HRが自分の価値を説明できるようになる
たとえば、エンジニアから人事に移った技術HRの方を考えてみます。エンジニア採用、社内研修、スキル評価、キャリアパス設計、AIを使った学習支援など、やっていることは多岐にわたります。ところが社内外に説明するとき、「人事です」「採用担当です」だけでは価値が伝わりません。
ここでAIに、自分の経歴、担当領域、成果、発信コンテンツ、関心テーマを渡して紹介ページを作ると、見え方が変わります。「エンジニアリング理解を持つHRとして、技術者の成長と組織のDX推進をつなぐ人」というように、役割を再定義できます。これは採用候補者への発信にも、社内のプロジェクト提案にも効いてきます。
もちろん、AIが出した表現をそのまま信じるのは危険です。実績を盛りすぎていないか、所属や役職が正しいか、リンク先が適切か、公開してよい情報かは必ず確認しなければなりません。特に個人情報、社内情報、未公開プロジェクトは慎重に扱う必要があります。便利だからこそ、確認する人間の責任が重くなります。
「デザインが苦手」は、もう止まる理由ではありません
生成AIでデザインのハードルは大きく下がりました。完璧を目指さず、まとめる・ページ化する・確認する小さなサイクルを回すことが発信スピードを高めます。
今回やってみて強く感じたのは、デザインのハードルがかなり下がったことです。私はWebデザイナーではありません。もちろん、細部まで作り込むなら専門家の力が必要です。ただ、最初のページを作るだけなら、生成AIがかなりよいところまで持っていってくれます。
ここで大事なのは、完璧なWebサイトを最初から作ろうとしないことです。まずは自分の情報をまとめる。AIにページ化させる。公開前に事実とリンクを確認する。必要に応じて人に見てもらう。この小さなサイクルを回すだけで、発信のスピードはかなり上がります。
企業のDX推進でも同じです。最初から大規模なシステムを作ろうとすると、要件定義だけで時間が過ぎてしまいます。まずは小さく作り、見せて、直す。生成AIやAIエージェントを使う価値は、この試行錯誤の速度を上げるところにあります。リンク集LPは小さな題材ですが、そこで身につく考え方は、業務改善や人材育成にも応用できます。
AIに任せる前に、人間が決めるべきことがあります
AIに任せる前に、①誰に見せるか ②何をしてほしいか ③どこまで公開してよいか の3点を人間が決めます。目的が明確なほどAIは頼れるパートナーになります。
ただし、私は「AIに頼めば全部うまくいく」とは考えていません。AIに紹介ページを作らせる前に、人間側が最低限決めるべきことがあります。
一つ目は、誰に見せるページなのかです。採用候補者なのか、研修の相談者なのか、同業者なのか、講演依頼者なのか。相手が変われば、最初に見せる情報も変わります。二つ目は、何をしてほしいのかです。問い合わせてほしいのか、音声を聞いてほしいのか、記事を読んでほしいのか、著書を見てほしいのか。三つ目は、どこまで公開してよいのかです。AIは便利ですが、公開範囲の判断までは任せきれません。
この三つを決めずにAIへ投げると、見た目はきれいでも、目的の弱いページになります。逆に、目的が明確であれば、AIはかなり頼もしいパートナーになります。これはAgentic AIやAIエージェントを業務に使うときにも同じです。任せる範囲、確認する範囲、最後に人間が責任を持つ範囲を分けておく必要があります。
自分を構造化することが、マインドシフトにつながります
自分の情報をAIに渡してページ化することは、自分の活動を構造化する行為です。見える形にすることで考え方が動き出し、マインドシフトのきっかけになります。
今回の話は、表面的には「ChatGPTでリンク集を作ってみた」という軽いテーマです。しかし私には、もう少し深い意味があるように感じています。自分の情報をAIに渡してページ化するという行為は、自分自身の活動を構造化することです。
私は何をしているのか。誰に価値を届けているのか。DX、AI、IoT、教育、資格、研修講座・eラーニング、リスキリング、超知性リテラシーといったテーマが、どのようにつながっているのか。こうした問いを一度外に出してみると、自分でも見えていなかった関係性に気づくことがあります。
これが、私の言うマインド・トランスフォーメーションに近いところです。マインドチェンジ、マインドシフトは、精神論だけでは進みません。自分の情報、仕事、役割、キャリアパスを見える形にすることで、初めて考え方が動き出します。生成AIは、そのきっかけを作ってくれる存在です。
まずは1ページ、自分の入口を作ってみましょう
自分のSNS・実績・記事・相談窓口を箇条書きにまとめ、AIに紹介LP作成を依頼するだけで第一歩になります。差がつくのはAIを使って仕事を形にできる人です。
読者の皆さんはどうでしょうか。自分の活動を一つのページで説明できますか。社内の人に、自分の役割や得意領域を短く伝えられますか。採用候補者や外部パートナーに、信頼してもらえる入口を持っていますか。
もしまだであれば、難しく考えすぎなくて大丈夫です。自分のSNS、会社ページ、プロフィール、実績、記事、音声配信、相談窓口を箇条書きでまとめ、AIに「これをもとに、ビジネス向けの紹介ランディングページを作ってください」と依頼してみてください。最初の出来は完璧でなくて構いません。大事なのは、手を動かして、見えるものを作ることです。
AI時代に差がつくのは、AIを知っている人ではなく、AIを使って自分や組織の仕事を少しずつ形にできる人です。紹介ページづくりは、その第一歩としてちょうどよい題材です。
さいごに
紹介ページづくりは、超知性時代への準備の一歩です。DX人材育成やIT教育研修の課題は、初回無料のコンサルティングでお気軽にご相談ください。
本日の内容が、あなたの「シンギュラリティ時代への準備」に向けた、わずかながらでも「気づき」や「次の一歩」のヒントになれたなら幸いです。
10年先の超知性ASIやAGI(Artificial General Intelligence)、ASI(Artificial Super Intelligence)が当たり前になる未来に向けて、私たち自身をアップデートし続けることが、今最も重要です。ぜひ一緒に学びを深めていきましょう。
「社員のDXマインドをどう高めるか?」、「実践的なITスキル教育が進まない」など、DX推進担当者の育成やIT教育研修でお悩みでしたら、ぜひ一度お聞かせください。
初回無料のDX推進人材教育プログラムコンサルティングにご応募いただければ、あなたの組織の課題解決に必ずお役に立ちます。次回の記事も、どうぞお楽しみに!
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よくある質問
重要なキーワード解説
マインド・トランスフォーメーション
AIやDXをツール導入で終わらせず、人の考え方・判断基準・行動習慣をアップデートすること。
今回の紹介ページづくりも、自分の情報を整理し、誰に何を届けるのかを見直す作業です。小さなページ作成が、仕事の見方を変える入口になります。
AIエージェント
人間の指示を受けて複数の作業を自律的に進めるAIの使い方。
ページ作成では、情報整理、構成案、デザイン案、文面作成、改善提案までを一気通貫で支援できます。ただし、公開情報の正確性やリンク先の妥当性は人間が確認する必要があります。
デジタル人材
ツールを操作できる人だけでなく、課題を整理しデジタル技術で解決策を形にできる人。
自分の紹介ページをAIで作る体験は、情報設計、発信、検証、改善を学ぶ実践的なスキルチェックにもなります。
DX企画書のネタ帳:AX時代のマインド・トランスフォーメーション(MX)で配信中。今回のテーマ「生成AIを使って自分の紹介ページを作ってみよう。プロンプト1行でリンク集が本格LPに」もお聴きいただけます。
著者紹介
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近森満(ちかもり みつる)
株式会社サートプロ 代表取締役CEO / DXコンサルタント/IT人材育成/検定事業化
IT技術者の教育支援と人材育成を専門とする事業化コンサルタントとして、2006年に株式会社サートプロを創業し、IoT検定・+DX認定・アジャイル検定などの資格制度を創出。独自の技術者向け教育研修の開発に定評があり、実践的なスキル向上を支援。経済産業省DX推進ラボおよびIoT推進ラボのメンターとして自治体や中小企業のDX推進を支援。近年は超知性ASIスキル可視化にも取り組み、次世代技術の普及に注力している。
・IoT検定制度委員会 事務局長(IoT検定・+DX認定・超知性ASI検定)
・一般社団法人 IT職業能力支援機構 理事長(Android資格) ・電気・電子系技術者育成協議会 副理事長(E検定) ・経済産業省 地域DX推進ラボ/地方版IoT推進ラボ メンター ・デジタル庁 デジタル推進委員 |
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