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正解のない世界へようこそ!?VUCA時代に新入社員が持つべきキーワード「やったもん勝ち」

2025年4月3日
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【記事概要】

VUCA時代に突入した今、新年度を迎えた新入社員に向けて送る熱いエールがここにあります。近森満自身の豊富なキャリアと現場感覚に基づき、これから社会に飛び込む若者たちに「やったもん勝ち」の精神を伝えます。

予測不能な変化が日常となった現代において、正解がない世界で自ら行動し、学び、発信していくことの重要性を熱く、また、生成AIなどの最新テクノロジーを活用することの意義や、会社組織の中で学ぶことの価値にも言及。さらに、自らの経験から導き出した“独自の武器を持つこと”の大切さを、新社会人だけでなく、すべてのビジネスパーソンに向けて提言します。

本記事は、フランクで熱量のある語り口で展開される、行動を促す実践的なDX応援メッセージです。

目次

  • 【本文】
  • 正解のない時代を生きる新入社員へ
  • 変化の激しい「VUCA時代」とは
  • 事例: コロナでひっくり返った「駅前ラーメン屋」神話
  • 行動しないと何も始まらない:「やったもん勝ち」のすすめ
  • 会社でこそ学べることがある
  • 事例: 20年かけて身につけた「資格コンサル」の強み
  • 自分の個性を発信する時代
  • まとめ(企画書のネタ):やったもん勝ちという新入社員マインド
  • さいごに
  • 【音声配信】
  • 【著者紹介】

【本文】

VUCA時代に新入社員が持つべき「やったもん勝ち」のマインドセットとは?

こんにちは、IT・DX教育サービスの株式会社サートプロ 近森満です。
www.certpro.jp/blogs/dx_chikamori/
当社では「DX推進人材教育プログラム」として初回無料のオンラインによるコンサルティングを提供しています。DX推進や人材育成のご相談をお待ちしています。
www.certpro.jp/dxconsulting/

正解のない時代を生きる新入社員へ

皆さん、ようこそ社会へ。ようこそ「正解のない世界」へ。
新年度が始まり、新入社員として社会に足を踏み入れた今、期待と不安が入り混じっていることでしょう。そんな皆さんに、私からエールを贈りたいと思います。

でもね、実はこのチャンネルを聴いている方の9割は40代〜60代のベテランなんですよ(笑)。だからこそ、今回は“自分の若い頃に送ってあげたいメッセージ”としても受け取ってもらえたら嬉しいです。

変化の激しい「VUCA時代」とは

今、私たちは「VUCA(ブーカ)」の時代を生きています。
これは「Volatility(変動性)」「Uncertainty(不確実性)」「Complexity(複雑性)」「Ambiguity(曖昧性)」の頭文字をとったもので、要するに “先が読めない世の中” なんです。

“VUCAとは何か? VUCAは、以下の4つの要素の頭文字を取った言葉です: Volatility(変動性):変化の速度が早く、急激に状況が変わることを指します。 Uncertainty(不確実性):未来の予測が難しく、何が起こるかがわからない状況を表します。 Complexity(複雑性):要素同士の関連が絡み合い、単純な原因と結果の関係では説明できない問題が増えることを示します。 Ambiguity(曖昧さ):情報が不明確で、1つの事象に対して異なる解釈が存在し、判断が困難になることを意味します。 VUCAの時代には、状況が急速に変化し、従来の経験や固定観念に頼った意思決定が難しくなっています。そのため、ビジネスリーダーには柔軟で適応力のある思考と、迅速な意思決定能力が求められます。 ”

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たとえば、大ヒットしていた商品が次の年には全然売れないこともある。
地震やパンデミックで、絶対安定だと思われていた業態が一夜にして苦境に立たされることもある。
さらに、法律・税制・技術革新の変化で、グローバルビジネスの展開すら複雑怪奇に。

そんな時代に必要なのは、「正解を探すこと」ではなく「正解を自分で創ること」。これが、これからの皆さんに求められているスキルです。

事例: コロナでひっくり返った「駅前ラーメン屋」神話

かつて「駅前のラーメン屋は絶対当たる」と言われていました。
ところがコロナ禍で人流が止まり、人が集まる場所にあった店舗ほど苦境に陥りました。
これが「不確実性」や「曖昧性」の正体です。
つまり、今までの“常識”が非常識に変わるのがVUCA時代なんです。

行動しないと何も始まらない:「やったもん勝ち」のすすめ

こんな時代にこそ大切なのは、「やってみること」
私はこれを、「やったもん勝ち」と言っています。

なぜなら、世の中には「これやったら正しい」とか「これをすれば成功する」なんて保証はどこにもないんです。
それならもう、正解がわからなくても動いてしまったほうが早い。動いた人しか景色を変えられません。

今、生成AIの登場で学生のうちからツールを使いこなす若者が増えています。
OpenAIの社長である長崎さん曰く、ChatGPTの最大の利用者層は「学生」だそうです。
つまり、若い人ほど変化に適応しやすい。これって、大きなチャンスなんですよ。

会社でこそ学べることがある

「やりたいことがあるから、会社を辞めて独立したい」
そんな気持ちもよく分かります。
だけど私はまず、会社という組織の中で“社会”を学ぶことを勧めます

なぜなら、独立した瞬間に全ての責任は自分一人に降りかかるからです。
会社の中では、先輩・上司・同僚・お客様という“先生”がたくさんいます。
その中で揉まれ、悩み、学ぶことが、やがて自分の血肉になるのです。

事例: 20年かけて身につけた「資格コンサル」の強み

私自身、最初から独立していたわけではありません。
電気機器メーカーに勤務し、教育機関を経て、ようやく教育ビジネスに踏み出しました。
今では、IoT検定や+DX認定など数々を立ち上げ、さらに12ヶ月連続検定リリースするスキームを構築できるようになりました。

でもそれは、会社員としての20年超の経験があったからこそ。
そして何より、

「これだけは自分しかできない」というスキルを持ったから

私は“検定制度のコンサルティングができる人”という立ち位置を築きました。

自分の個性を発信する時代

SNS、音声配信、YouTube、note、ブログ…。
今は誰もが“発信者”になれる時代です。
でも重要なのは、

あなたが誰なのかを示すこと」。

「近森満」とネット検索すれば、ニュース、音声、映像、テキストが山のように出てきます。
なぜなら私は、DX時代らしく1,700回以上の音声配信を続け、そして生成AI時代らしくブログ(Note)をたくさん執筆してきたからです。

そう、自分自身を“コンテンツ化”することが、これからの武器になると信じて活動しているんです。
あなたが何者で、何ができるのか。それを 言葉にして可視化すること
それが、「あなたにしかない価値」を証明する一歩です。

まとめ(企画書のネタ):やったもん勝ちという新入社員マインド

本記事のポイントは以下の通りです。

  • VUCA時代には「正解」は存在しない
  • 「やったもん勝ち」でまず行動せよ
  • 生成AIやデジタルを恐れず使い倒せ
  • 会社での学びを軽視するな
  • 自分の個性をアウトプットし続けよ

これらは新入社員だけでなく、すべての社会人に求められる

「超知性リテラシー」だと私は思います。

変化の激しい時代において、自らのスキルセットを可視化し、自分の価値を語れるようになることこそが、DX時代の本質なのです。

さいごに

いかがでしたでしょうか?
すこしでもみなさまの気づきになれたのであれば幸いです。
DX推進担当者の育成やIT教育研修でお悩みがあれば、ぜひ初回無料のオンラインコンサルティング「DX推進人材教育プログラム」にご応募ください。かならずお役に立ちます。
ではまた。
www.certpro.jp/dxconsulting/


【音声配信】

※音声収録のポッドキャストではテキストには載っていない㊙話も。
ぜひ、ものは試しに聴いてみてください。
最近ビデオポッドキャストを始めましたので映像でもどうぞ!

【著者紹介】

近森 満(ちかもりみつる)
株式会社サートプロ 代表取締役CEO

IT技術者の教育支援と人材育成を専門とする事業化コンサルタントとして、2006年に株式会社サートプロを創業し、IoT検定、+DX認定、アジャイル検定などの資格制度を創出。独自の技術者向け教育研修の開発に定評があり、実践的なスキル向上を支援。経済産業省DX推進ラボおよびIoT推進ラボのメンターとして、自治体や中小企業のDX推進を支援。近年は超知性ASIスキル可視化にも取り組み、次世代技術の普及に注力している。
一般社団法人 IT職業能力支援機構 理事長(Android資格)
電気・電子系技術者育成協議会 副理事長(E検定)
IoT検定制度委員会 事務局長(IoT検定+DX認定)
ET教育フォーラム 合同会社 代表(コンテンツ制作)
経済産業省 地方版IoT推進ラボビジネス創出事業メンター(IoT支援)
経済産業省 地域DX推進ラボビジネス創出事業メンター(DX支援)
デジタル庁 デジタル推進委員(デジタル化支援)
DX事業共同組合 設立理事(DX推進)

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