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2026年新年のご挨拶――選択の質がこれまで以上に問われる年になる!

2026年1月1日
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【記事概要】

2026年、新たな年の幕開けにあたり、今求められるのは「選択の質」。AIが瞬時に多様な選択肢を示すこの時代において、私たちは何を信じ、何を選び、そして何と距離を取るのかを強く問われています。DX推進やマインド・トランスフォーメーションを実践してきた近森満が語るのは、情報過多の社会で迷わず前進するための「自分軸」の重要性。そして、セレンディピティ(偶然の幸運)を信じ、AIを単なる道具から信頼できるパートナーへと昇華させることで、個人も企業も新しい価値創造に挑めるという確信です。本記事では、生成AI時代における選択と責任のあり方、マインドセットの整え方、そして自らのリズムで前進する生き方について、豊富な実例とともに紹介します。今、DXに携わるすべての人に必要なのは、情報に振り回されずに「自分が正解にしていく」行動力。未来を切り拓くための気づきとヒントが詰まった、新年最初の渾身の記事です。

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【本文】

こんにちは、IT・DX教育サービスの株式会社サートプロ 近森満です。
www.certpro.jp/blogs/dx_chikamori/
当社では「DX推進人材教育プログラム」として初回無料のコンサルティングを提供しています。DX推進や人材育成のご相談をお待ちしています。
www.certpro.jp/dxconsulting/

2026年の始まりに立ち止まり、選び直す勇気を持つ

2026年が始まりました。新年のスタートは、決意や挑戦のタイミングでありながら、これまでの歩みを振り返る貴重な機会でもあります。私は毎年この時期になると、前年の行動や言葉、そして出会いを棚卸しするようにしています。

というのも、AI時代の今、私たちは「選択肢がありすぎる」状態にさらされています。検索すれば膨大な情報が出てくるし、ChatGPTに聞けばそれっぽい解答が秒速で返ってくる。SNSを開けば、他人の意見や成功例が洪水のように流れてくる。

でも、「情報が多いこと」=「自分にとって正しい選択ができる」とは限りません。むしろ、多すぎる情報の中で迷子になってしまう人が増えています。ここで重要なのは、自分にとって「正解」だと信じられる選択を、自分の手で選び取り、それを「正解にしていく」覚悟なのです。

AIが示す「多数派の意見」から離れて考える

生成AIが一般に浸透して数年経ち、私たちの仕事や学習のあり方は大きく変わりました。私自身もAIを活用して情報収集やアウトライン作成、アイデア整理を行っていますが、気をつけているのは「AIが出してくる答えは、あくまで一般解」だということ。

ChatGPTが出す答えは、過去のデータの集合であり、多くの人が言っていることを平均化したもの。だから、そこには目新しさも深掘りも、独自性もない場合が多い。そこに自分の体験や思考を掛け合わせていくことで初めて、「自分にしか出せない答え」が生まれるんです。

一方で、AIが出した答えにそのまま従うだけだと、思考停止に陥りやすい。「この答えが正しそうだから従っておこう」といった受動的な態度では、DX推進どころか、組織も個人も変化に取り残されてしまいます。

情報は受け取るものではなく、「選び取るもの」

最近は、AIが書いた文章かどうかを見抜く方法なんてものが話題になっていますが、私はそもそも「それ、気にする必要ある?」と思うんです。AIが書いた文章でも、人が書いた文章でも、それが自分にとって価値があるかどうかが大切なんですよ。

情報というのは、洪水のように流れてくる中から、自分で「何を選び」「何を無視するか」を決めるもの。全てを鵜呑みにする必要もなければ、全部信じてはいけない。むしろ、自分の体験や感覚、あるいはビジョンに照らして「これは自分にとって必要だ」と判断する力こそが、これからの時代のリテラシーだと思います。

ここで重要なのが、超知性リテラシーという考え方です。
AI、AGI、そして将来的にはASI(Artificial Super Intelligence)と呼ばれる超知能と共存していく私たちが必要とするのは、単なるITリテラシーではありません。どんなに賢いAIがそばにいても、「自分の判断軸」を持ち続けるマインドセットが最も重要なんです。

「マインド・トランスフォーメーション」が問われている

DX(デジタル・トランスフォーメーション)といえば、ツールや技術を入れ替えることだと思われがちですが、本質はそこではありません。私が一貫して伝えているのは、マインドセットの変革、すなわち「マインド・トランスフォーメーション」がDXの根幹だということ。

どんなに最新のツールを導入しても、それを使う人間の考え方や行動が変わらなければ、成果にはつながりません。むしろツールを導入したことで現場が混乱し、「やっぱり前のやり方がよかった」と元に戻ってしまうケースも少なくない。

「なんのためにDXをやるのか?」、
「誰のための変革なのか?」、
そして「自分はその中で何を選び、何を諦めるのか?」

これを自問し続けることが、AI時代のDX推進において最も大切な姿勢です。

セレンディピティを信じて、選択と出会いを楽しもう

私はよく、「人生はセレンディピティの連続だ」と言います。たとえば、ふと本屋で目に留まった本が人生を変えるヒントになったり、予定になかった講演会に出て得た一言が心に刺さったり。

DXも似ています。「こんな使い方、思いつかなかった!」というような、偶然の発見や出会いが、新しい価値を生み出す。それを受け取れるかどうかは、結局、日頃の「構え」や「選び方」にかかっているんですよね。

だからこそ、「今年はこんなことをやるぞ!」と目標を立てるのもいいですが、それ以上に大切なのは、目の前の偶然を「意味あるもの」として受け止める感性だと思います。そして、その感性は、マインドチェンジによって鍛えられる。

「今、どう感じているか?」が最重要の判断基準

私がこのPodcastを通じて一番伝えたいのは、「あなたがどう感じたか」がすべてだということ。

今聞いているこの話の中で、「なんかピンときた」「ちょっと違和感があった」「それ、自分にもあるな」といった感覚。それこそが、あなたの選択軸になり得るんです。

正解なんて、AIがいくらでも出してくれます。だけど、「その正解を自分が選ぶかどうか」は、自分しか決められない。だったら、自分の中にある「違和感」や「ときめき」や「モヤモヤ」にこそ耳を傾けるべきだと思うんです。

それが、「あなたのDX」の第一歩になる。どんなスキルセットを身につけるべきか、どんなキャリアパスを描くべきか、生成AIとどう向き合うべきか──全部、「今、自分がどう感じているか」から始まるんです。

まとめ:選択の質が、未来の価値を決める

2026年という新たな年を迎え、私たちができる最も大切なことは、
「選択の質を上げること」です。

それは、スキルや知識だけではなく、マインドの質、すなわち

「自分が何に共感し、何に違和感を覚えるか」を磨くこと

です。そして、自分の選択を信じ抜き、行動に移していく力を養うこと。

AIはとても便利なツールです。でも、それはあくまで「道具」。それをどう使うか、どこで距離を取るかは、私たち次第です。だからこそ、今年は「情報の受け手」から「意味の創造者」へと、私たち自身が進化していく年にしたいと思っています。

さあ、あなたは何を選びますか?
そして、その選択を「正解」にするために、今日何を始めますか?

さいごに

本日の内容が、あなたの「シンギュラリティ時代への準備」に向けた、わずかながらでも「気づき」や「次の一歩」のヒントになれたなら幸いです。
10年先の超知性ASIやAGIが当たり前になる未来に向けて、私たち自身をアップデートし続けることが、今最も重要です。
ぜひ一緒に学びを深めていきましょう。

「社員のDXマインドをどう高めるか?」、「実践的なITスキル教育が進まない」など、DX推進担当者の育成やIT教育研修でお悩みでしたら、ぜひ一度お聞かせください。
初回無料の「DX推進人材教育プログラム」コンサルティングにご応募いただければ、あなたの組織の課題解決に必ずお役に立ちます。
www.certpro.jp/dxconsulting/
次回の記事も、どうぞお楽しみに!


キーワードの解説

マインド・トランスフォーメーション
マインド・トランスフォーメーションとは、デジタル技術の導入に伴う単なる業務の変更ではなく、働く人の価値観・意識・行動様式そのものを変革することを指します。DX推進においては、新しいツールや仕組みを取り入れるだけでなく、それらを活用できる「意欲」や「意味づけ」を社内に浸透させる必要があります。変化を恐れず挑戦を受け入れるマインドを育てることこそが、DX成功のカギと言えるでしょう。

超知性リテラシー
超知性リテラシーとは、AGI(汎用人工知能)やASI(超知能)と共生する未来社会において必要となる、新しいタイプの情報理解力・判断力です。単なるITスキルではなく、AIと人間の役割を理解し、自らの意志で思考・選択・創造ができる能力が求められます。デジタル・ネイティブな若年層からベテラン層まで、次世代の教育や人材育成に不可欠な要素です。

セレンディピティ
セレンディピティとは、「偶然の発見や出会いを幸運として捉え、それを価値に変える力」を意味します。AIに代表されるような予測可能性の高い情報社会において、人間ならではの価値を生む鍵となるのがこの感性です。意図せぬ出会いを受け止め、そこから学びや創造へつなげる姿勢が、これからの不確実性の時代に強く求められています。


【著者紹介】

近森 満(ちかもりみつる)
■株式会社サートプロ 代表取締役CEO
IT技術者の教育支援と人材育成を専門とする事業化コンサルタントとして、2006年に株式会社サートプロを創業し、IoT検定、+DX認定、アジャイル検定などの資格制度を創出。独自の技術者向け教育研修の開発に定評があり、実践的なスキル向上を支援。経済産業省DX推進ラボおよびIoT推進ラボのメンターとして、自治体や中小企業のDX推進を支援。近年は超知性ASIスキル可視化にも取り組み、次世代技術の普及に注力している。
■所属・役職
IoT検定制度委員会 事務局長(IoT検定、+DX認定、超知性ASI検定)
一般社団法人 IT職業能力支援機構 理事長(Android資格)
電気・電子系技術者育成協議会 副理事長(E検定)
NPO 組込みソフトウェア管理者技術者育成研究会 メンバー(組込み)
ET教育フォーラム合同会社 代表(コンテンツ制作)
経済産業省地方版IoT推進ラボ ビジネス創出事業メンター(IoT支援)
経済産業省地域DX推進ラボ ビジネス創出事業メンター(DX支援)
デジタル庁デジタル推進委員(デジタル化支援)
DX事業共同組合 設立理事(DX推進)
一般社団法人日本サステナブルビジネス機構 幹事(SDGs認証)
”一億総活躍社会を実現する”共生日本協議会 理事(DEI支援)
アジャイル開発技術者検定試験コンソーシアム 事務局長(Agile検定)
一般社団法人国際サイバーセキュリティ協会 事務局長(IACS認定)

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