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ChatGPT怖くない!初心者向け安全活用3つの心得

2025年9月9日
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【記事概要】

生成AI時代の今、ビジネスパーソンにとって避けて通れないスキルとなった「ChatGPT」などの生成AI。その基本から安全な活用法まで、初心者向けに解説したポッドキャスト『ChatGPTって何?怖くない生成AI入門――安全に使うための3つの心得』をもとに、近森満が「大人のリスキリング勉強会」シリーズとしてそのエッセンスを語りました。

本記事では、生成AIの正体、利用のメリットとリスク、非エンジニアでも実践可能な使い方、安全な活用のための3つの心得(①個人情報の扱い、②出力の鵜呑みにしない姿勢、③利用規約の確認)を具体的に解説します。AIリテラシーを高めることは、今後のキャリア構築にも直結する重要なテーマ。電気炊飯器や電子レンジに例えた分かりやすい比喩や、「免許のない営業マン」的な社会人の未来像など、近森独特のユーモアと本音が散りばめられた内容です。生成AIを敬遠している方や、これから業務に活用したいと考えているビジネスリーダー、そして非エンジニアの方々にとって、安心して一歩を踏み出すための指南書となるはずです。

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【著者情報】

こんにちは、IT・DX教育サービスの株式会社サートプロ 近森満です。
www.certpro.jp/blogs/dx_chikamori/

当社では「DX推進人材教育プログラム」として初回無料のコンサルティングを提供しています。DX推進や人材育成のご相談をお待ちしています。
www.certpro.jp/dxconsulting/

 

ChatGPTは怖くない:まず知ってほしい「生成AI」という道具の正体

「ChatGPTって正直ちょっと怖い…」。そう思っている方、案外多いんじゃないでしょうか?

でもそれ、電子レンジを初めて使ったときの不安と同じかもしれません。中身の仕組みはよくわからないけど、とにかく「温かくなる」って便利でしょ。今では当たり前の道具になりましたよね。ChatGPTもそれと同じ。中身の細かい理論やコードがわからなくても、使いこなすことはできます

生成AIは、「自然言語」という人間の言葉を理解し、対話形式で答えを返してくれる。つまり、あなた専属のバーチャル執事みたいな存在です。質問に答えてくれるだけでなく、文章の要約、翻訳、資料作成、アイデア出しまでしてくれる。まさに新しい働き方を支えるデジタルパートナーと言えます。

重要なのは、「AIだからすごい」のではなく、「人間の目的に合わせて使うことで本領を発揮する道具」だということ。AIリテラシーとは、技術を理解する前に“向き合い方”を知ることから始まります。

 

 

なぜ今、生成AIを学ぶべきなのか?大人のリスキリングの文脈から考える

「自分はエンジニアじゃないし」「年齢的にももう遅い」そう思っている方、ちょっと待った!

近森の経験から言えば、非エンジニアでも十分に生成AIを活用できます。むしろ、ビジネスや現場を知る大人世代こそ、AIの力を借りて飛躍できる可能性が高いのです。

例えば、上司への報告資料を一発で整える、毎日書くメール文を自動生成する、アイデア出しの壁打ち相手に使う…。これ全部、ChatGPTで実現できます。

そして重要なのが「今このスキルを学んでおかないと、将来“生成AIを使えない人”が就職や昇進で不利になる可能性がある」という現実。かつて「運転免許がないと営業に行けない」と言われたように、近い将来「生成AIを使えない人は採用しません」なんて話が普通になるかもしれません。

リスキリングとは、未来に備えて今、自分をアップデートすること。その第一歩として、生成AIは最適な題材なのです。

 

 

ChatGPTを安全に使うための「3つの心得」

便利な道具には、使い方のルールがある。ここでは、ChatGPTを安全に使いこなすための基本的なマインドセットとして、3つの心得をお伝えします。

 

① 個人情報をむやみに入力しない

これは基本中の基本です。

名前や年齢ぐらいなら問題ないケースもありますが、メールアドレス、パスワード、銀行口座、会社の機密情報などは絶対に入力しないようにしてください。

「非公開モードだから安心」「学習に使わない設定にしているから大丈夫」…本当にそうでしょうか?設定をミスしていたらどうなりますか?

“入れても大丈夫”ではなく、“絶対に入れない”という意識でいることが安全の第一歩です。

 

② 出力をそのまま鵜呑みにしない

ChatGPTの回答は、すごくそれっぽい。でも、ウソをつくこともある。というより「事実っぽい嘘を上手に作ることが得意」なんです。

だからこそ、**出力された情報は必ず自分で確認・検証すること。**あくまで「素材」として受け取り、自分で編集・活用する意識が大切です。

もし誤った情報をそのまま使ってしまったら?責任を取るのはAIではなく「あなた」です。便利な道具こそ、使い手の判断力が問われるのです。

 

③ 利用規約やポリシーを確認する

最後に見落としがちなのが、「そのAIツールの規約をきちんと読んでおくこと」。

どんなデータが収集され、どのように使われるのか。何が禁止されているのか。企業で使う場合には、コンプライアンスの観点からも重要です。

特に社内の業務情報や顧客データを扱う場合には、「許可されているか」「学習に使われないか」を必ず確認することが必要です。

 

 

生成AIとどう付き合うか:怖がるより、付き合い方を磨こう

近森は常に言っています。

「生成AIは怖いものじゃない。怖がる前に、使い方を知ろう」

生成AIは、あなたのキャリアを後押ししてくれるパートナーです。でも使い方を間違えれば、トラブルや誤解を生むこともあります。

たとえば「ChatGPTに言われた通りにやりました」では通用しません。最終判断を下すのは、あくまで“人間”であるあなた。

AIを使いこなすためには、仕組みのすべてを理解する必要はありません。それよりも、自分にとっての「使い道」を見つけること。そして、安心して活用するための最低限のリテラシーを身につけることが大切です。

 

 

まとめ:生成AIとの“適切な距離感”が、未来の自分を助ける

ChatGPTなどの生成AIは、すでに社会のインフラになりつつあります。
避けるのではなく、「使える人になっておく」ことが、これからのビジネスパーソンの基本になります。

・知らない用語が出てきても怖がらない
・難しい仕組みはあとまわしでOK
・まずは便利に使ってみる
・わからないことは聞いていい
・でも、判断と責任は自分にある

こうした基本的なマインドセットを持つだけでも、生成AIとの距離はぐっと縮まります。

AI時代を生き抜くための武器として、ChatGPTをはじめとした生成AIを“道具”として使いこなす視点。これが、まさに「大人のリスキリング」における重要な一歩なのです。

 

本日の内容が、あなたの「シンギュラリティ時代への準備」に向けた、わずかながらでも「気づき」や「次の一歩」のヒントになれたなら幸いです。
10年先の超知性ASIやAGIが当たり前になる未来に向けて、私たち自身をアップデートし続けることが、今最も重要です。
ぜひ一緒に学びを深めていきましょう。

「社員のDXマインドをどう高めるか?」、「実践的なITスキル教育が進まない」など、DX推進担当者の育成やIT教育研修でお悩みでしたら、ぜひ一度お聞かせください。
初回無料の「DX推進人材教育プログラム」コンサルティングにご応募いただければ、あなたの組織の課題解決に必ずお役に立ちます。
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生成AI導入を検討させている方は、こちらもご覧ください。
セキュリティから活用方法まで、サポートさせていただきます。
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次回の記事も、どうぞお楽しみに!

 

【キーワードの解説】

生成AI(Generative AI)
生成AIとは、膨大なデータを学習し、新しいテキスト、画像、音声などを生成する人工知能技術の一種です。ChatGPTのような対話型AIは、自然言語処理技術を用いて人間の言葉を理解し、適切な返答を生み出します。文章生成や要約、翻訳、コーディング支援など、幅広い業務に応用でき、ビジネスや教育現場において急速に浸透しています。今後の社会で「使える人材」となるために、基礎的な理解と実践力が求められます。

AIリテラシー
AIリテラシーとは、人工知能の仕組みや特性、限界を理解し、安全かつ効果的に活用するための基礎知識や判断力のことです。技術的なスキルに加え、倫理的な配慮や情報の取り扱い、安全性への意識も含まれます。例えば、AIの出力を鵜呑みにしない姿勢や、個人情報をむやみに入力しないこともAIリテラシーの一部です。今やすべてのビジネスパーソンに求められる必須の素養です。

リスキリング
リスキリング(Reskilling)とは、社会の変化や技術革新に対応するために、既存のスキルから新たなスキルへと再教育・再訓練することを意味します。特に生成AIのような新技術の登場により、業務の自動化が進む中で、AIと共存しながら価値を生み出せる人材へと自己変革する必要があります。職種を問わず、これからの時代を生き抜くための“キャリア再構築”の鍵となる概念です。

 

 

【著者紹介】

近森 満(ちかもりみつる)
■株式会社サートプロ 代表取締役CEO
IT技術者の教育支援と人材育成を専門とする事業化コンサルタントとして、2006年に株式会社サートプロを創業し、IoT検定、+DX認定、アジャイル検定などの資格制度を創出。独自の技術者向け教育研修の開発に定評があり、実践的なスキル向上を支援。経済産業省DX推進ラボおよびIoT推進ラボのメンターとして、自治体や中小企業のDX推進を支援。近年は超知性ASIスキル可視化にも取り組み、次世代技術の普及に注力している。
■所属・役職
IoT検定制度委員会 事務局長(IoT検定、+DX認定、超知性ASI検定)
一般社団法人 IT職業能力支援機構 理事長(Android資格)
電気・電子系技術者育成協議会 副理事長(E検定)
NPO 組込みソフトウェア管理者技術者育成研究会 メンバー(組込み)
ET教育フォーラム合同会社 代表(コンテンツ制作)
経済産業省地方版IoT推進ラボ ビジネス創出事業メンター(IoT支援)
経済産業省地域DX推進ラボ ビジネス創出事業メンター(DX支援)
デジタル庁デジタル推進委員(デジタル化支援)
DX事業共同組合 設立理事(DX推進)
一般社団法人日本サステナブルビジネス機構 幹事(SDGs認証)
”一億総活躍社会を実現する”共生日本協議会 理事(DEI支援)
アジャイル開発技術者検定試験コンソーシアム 事務局長(Agile検定)
一般社団法人国際サイバーセキュリティ協会 事務局長(IACS認定)

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