株式会社 サートプロ|IoT*人材育成・スキル可視化と教育支援

サートプロのブログ サートプロのブログ

デジタル音痴を克服する5つの習慣とは?苦手意識解消法

2025年9月8日
見出し画像

 

【記事概要】

デジタル活用が日常に浸透した現在でも、「スマホやPCが苦手」「検索が怖い」といった“デジタル音痴”に悩む人は少なくありません。近森満は大人のリスキリング勉強会で、この苦手意識を克服するための「5つの習慣」を提案しました。

第1は心理的な壁を取り払うこと。「自分には無理」と決めつけず、失敗や質問を恐れない姿勢がDX時代には不可欠です。第2は毎日1つアプリを触る習慣。天気や地図でもよく、触れることで慣れが生まれます。第3は検索をメモ代わりにすること。調べた結果を残し、仲間と共有することで知識が定着します。第4は写真や動画での記録。メモより速く、データが資産になります。そして第5は「困ったら人に聞く・一緒にやる」こと。家族や同僚、生成AIとの協働も含まれ、学びの速度を加速させます。

これらは単なるスキルではなく、リスキリングやDX推進に直結するマインドチェンジの実践例でもあります。誰もが日常から取り入れられる小さな習慣を通じて、デジタルが「苦手」から「武器」へと変わるプロセスを描いています。

画像

【著者情報】

こんにちは、IT・DX教育サービスの株式会社サートプロ 近森満です。
www.certpro.jp/blogs/dx_chikamori/

当社では「DX推進人材教育プログラム」として初回無料のコンサルティングを提供しています。DX推進や人材育成のご相談をお待ちしています。
www.certpro.jp/dxconsulting/

 

デジタルが苦手な人が抱える壁

スマートフォンやPCが生活に欠かせない時代になっても、「自分はデジタルが苦手」と感じている方は意外と多いものです。特に大人世代では、職場でパソコンに触れる機会が少なかった、若い人のように自然に慣れる環境がなかった、といった理由から苦手意識が強く残っているケースが目立ちます。

しかしデジタルが苦手だからといって、そのままでいい時代ではありません。生成AI、IoT、DX推進が急速に社会に広がる中で、デジタル活用力は「読み書きそろばん」に匹敵する必須スキルとなりつつあります。
今日はその「苦手」を克服するために、私自身も実践している「5つの習慣」をご紹介します。

 

 

第1の習慣:心理的な壁を取り払う

画像

デジタルに苦手意識を抱く大きな要因は、実はスキル不足そのものではなく「心理的な壁」です。

「失敗したら恥ずかしい」
「変な質問をしたら笑われるかもしれない」
「自分にはもう無理だ」

こうした思い込みが、学びを止めてしまいます。

例えば音声入力。多くの人が「最初に“えー”“あー”と入ってしまうのが嫌だから使わない」と言います。しかし実際は後から修正できますし、AIが不要な声をある程度処理してくれる仕組みもあります。要は「完璧にやらなければならない」という思い込みが、行動を妨げているのです。

DX推進の現場でも同じことが言えます。新しいシステム導入や生成AI活用が進まないのは、多くの場合「使いこなせないのでは」という不安感が原因です。ここで必要なのはマインドチェンジです。自分に「できる」と言い聞かせ、まず一歩を踏み出すこと。その積み重ねが、やがて自信につながります。

 

 

第2の習慣:毎日1つアプリを触る

画像

デジタルに慣れるには「毎日触れること」が一番です。特別なことをする必要はありません。

・天気アプリを開く
・地図アプリで最寄り駅までの経路を確認する
・カレンダーで予定を入力してみる
・ニュースアプリを1記事読む

こうした小さな行動の積み重ねが、自然と操作に慣れる力を育てます。

私自身も朝は必ず複数のアプリを開きます。ニュースのチェック、スケジュール確認、ブログや音声配信のアクセス解析。これらを30分ほど行うだけで、自然と「日常の一部」としてアプリが身につくのです。

ここで大切なのは「義務化」ではなく「習慣化」です。筋トレのように毎日少しずつ触れれば、気づけば体に馴染んでいきます。

 

 

第3の習慣:検索をメモ代わりにする

画像

検索はただ疑問を解決するだけでなく「知識の記録ツール」として活用できます。

・調べた内容をスクショする
・メモアプリに保存しておく
・同僚や家族と共有する

これだけで情報が「使える資産」に変わります。

さらに、検索結果を会話の中でシェアすることは学びを深める効果があります。「これはこういう意味らしいけど、どう思う?」と話題にするだけで、自分の理解が定着し、相手の視点からも新しい発見が得られます。

生成AIが普及した今、検索はより自然な会話型になりました。「◯◯を比較したい」「初心者向けに説明して」と投げかけると、要点を整理して返してくれる。これを活用しない手はありません。

 

 

第4の習慣:写真・動画で記録する

紙にメモを取るよりも、スマホで写真や動画を残す方が早く、確実です。

・領収書を撮影して経費精算
・料理を撮影してレシピ代わりに
・会議のホワイトボードを写真で保存

デジタル化のメリットは「保存と共有が簡単」であることです。

私の世代では「フィルムカメラで24枚だけ撮れる」という感覚が強く残っています。だから無意識に「撮るのは特別なこと」と思い込んでしまう人もいます。しかし今はストレージもクラウドも無限に近い容量を使える時代。撮影は“使い捨て”ではなく“蓄積”なのです。

後から検索できるように整理しておけば、記録は知識のライブラリに変わります。

 

 

第5の習慣:困ったら人に聞く・一緒にやる

画像

最後の習慣は「一人で抱え込まない」ことです。

・家族に聞く
・同僚に相談する
・コミュニティで共有する
・生成AIに質問する

どれも立派な「人に聞く」手段です。

「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」という言葉があります。特にデジタル分野では、聞くことをためらうと学びの速度が大幅に落ちてしまいます。逆に聞けば、相手から「ありがとう」と感謝されることすらあります。

私はFacebookで調べたことをよくシェアします。すると「知らなかった」「助かった」と反応をいただける。自分の学びが他人の役に立つ瞬間ほど嬉しいものはありません。

DX推進においても同じです。システム導入やAI活用は一人ではできません。チームで相談し合い、共有し合うことでこそ成功につながるのです。

 

 

まとめ:5つの習慣で「苦手」を「武器」に変える

今日ご紹介した「5つの習慣」はどれもシンプルです。

①心理的な壁を取り払う

②毎日1つアプリを触る

③検索をメモ代わりにする

④写真・動画で記録する

⑤困ったら人に聞く・一緒にやる

これらを実践すれば、「デジタル音痴」という自己イメージを少しずつ更新できます。重要なのは「大げさなスキルチェンジ」ではなく「小さな習慣の積み重ね」です。

DX推進やリスキリングは、大企業の取り組みだけでなく、私たち一人ひとりの日常習慣から始まります。デジタルが苦手な人も、今日からこの5つの習慣を試してみてください。必ず未来の自分のキャリアパスや学びの資産になります。

 

本日の内容が、あなたの「シンギュラリティ時代への準備」に向けた気づきや「次の一歩」のヒントになれば幸いです。
10年先のAGI・ASIが当たり前になる未来に向けて、今こそ私たち自身がマインド・トランスフォーメーションを進めていきましょう。

「社員のDXマインドをどう高めるか?」、「実践的なITスキル教育が進まない」といった課題をお持ちの方は、ぜひ一度お話をお聞かせください。
初回無料の「DX推進人材教育プログラム」コンサルティングで、御社の課題解決に役立てると確信しています。
www.certpro.jp/dxconsulting/

 

生成AI導入を検討させている方は、こちらもご覧ください。
セキュリティから活用方法まで、サポートさせていただきます。
certpro-generationaiservice.sfsite.me/

次回の記事もどうぞお楽しみに!

 

【キーワードの解説】

DX推進

DX(デジタル・トランスフォーメーション)推進とは、単に業務をデジタル化することではなく、データやテクノロジーを活用してビジネスモデルそのものを変革し、価値創出につなげる取り組みです。効率化やコスト削減に留まらず、顧客体験の向上や新規事業の創出も含まれます。重要なのは「ツール導入」ではなく「意識改革」と「組織文化の変革」であり、経営層から現場まで一体で進めることが成功の鍵です。

リスキリング

リスキリングとは「新しい役割や仕事に対応するための再学習」を意味します。AIやIoTの普及によって、従来のスキルだけでは不十分な場面が増えています。リスキリングはスキルアップだけでなく、キャリアの方向性を柔軟に変える力を育むものです。企業にとっては、従業員を解雇するより学び直しを支援する方が長期的な利益につながるとされ、世界的にも重要性が高まっています。

マインドセット/マインドチェンジ

マインドセットは「固定化された思考の枠組み」を意味します。これを変えるのがマインドチェンジ。さらに一歩進めて、環境や社会全体に対応できる思考変革を行うのが「マインド・トランスフォーメーション」です。デジタルスキルの習得よりも、まず「やればできる」と信じる心構えがDX時代には欠かせません。

 

 

【著者紹介】

近森 満(ちかもりみつる)
■株式会社サートプロ 代表取締役CEO
IT技術者の教育支援と人材育成を専門とする事業化コンサルタントとして、2006年に株式会社サートプロを創業し、IoT検定、+DX認定、アジャイル検定などの資格制度を創出。独自の技術者向け教育研修の開発に定評があり、実践的なスキル向上を支援。経済産業省DX推進ラボおよびIoT推進ラボのメンターとして、自治体や中小企業のDX推進を支援。近年は超知性ASIスキル可視化にも取り組み、次世代技術の普及に注力している。
■所属・役職
IoT検定制度委員会 事務局長(IoT検定、+DX認定、超知性ASI検定)
一般社団法人 IT職業能力支援機構 理事長(Android資格)
電気・電子系技術者育成協議会 副理事長(E検定)
NPO 組込みソフトウェア管理者技術者育成研究会 メンバー(組込み)
ET教育フォーラム合同会社 代表(コンテンツ制作)
経済産業省地方版IoT推進ラボ ビジネス創出事業メンター(IoT支援)
経済産業省地域DX推進ラボ ビジネス創出事業メンター(DX支援)
デジタル庁デジタル推進委員(デジタル化支援)
DX事業共同組合 設立理事(DX推進)
一般社団法人日本サステナブルビジネス機構 幹事(SDGs認証)
”一億総活躍社会を実現する”共生日本協議会 理事(DEI支援)
アジャイル開発技術者検定試験コンソーシアム 事務局長(Agile検定)
一般社団法人国際サイバーセキュリティ協会 事務局長(IACS認定)

  • 月別

  • カテゴリー