
【記事概要】
「一人前になりたいなら、生成AIに課金が最短距離!」──そんな挑発的かつ本質的なテーマを掲げて、サートプロの近森満が語るのは、生成AIとの“本気の付き合い方”。ChatGPTやGemini、Claudeなど有償版AIツールの活用実例を交えながら、無料の壁を越えた先に広がる学びの深さや、自己投資としての課金がもたらす意識改革(マインドチェンジ)を力説します。日々進化するAIと共に歩むスキルアップの習慣化こそが、デジタル時代の「一人前」への近道だと語りかける本内容は、DX推進担当者や技術人事必見の内容です。
##【本文】
一人前になりたいなら、生成AIに課金が最短距離!
こんにちは、IT・DX教育サービスの株式会社サートプロ 近森満です。
www.certpro.jp/blogs/dx_chikamori/
当社では「DX推進人材教育プログラム」として初回無料のコンサルティングを提供しています。DX推進や人材育成のご相談をお待ちしています。
www.certpro.jp/dxconsulting/
無料の壁を越えると、景色が変わる
「生成AIに課金しましょう」──そう言うと、多くの方が「なんで?」と首をかしげます。でも、私はこう言いたいんです。「課金は学びの壁を超える鍵だ」と。
最近では、ChatGPTをはじめとする生成AIツールが多様化し、それぞれ有償プランが登場しています。OpenAIのChatGPT Plus(月額3,000円)、AnthropicのClaude、GoogleのGemini(旧Bard)など、AIサービスの本領を発揮するのは“無料の外側”です。
私自身も、ChatGPT、Gemini、Grok、Perplexityといったツールを有償契約して活用しています。理由はシンプルで、無料では届かない次元の情報と支援があるからです。

自己投資は、スキル成長のドライブになる
「自己投資」という言葉、耳にしたことありますよね?これは単に「お金を使う」ことではなく、時間とエネルギーを使って、未来の自分をアップグレードする行為です。
生成AIの課金も立派な自己投資。これには2つのメリットがあります。
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ツールの機能が飛躍的に拡張する
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支払った分だけ本気になる=プレミアム・エクスペリエンス理論
後者は特に重要です。無料で手に入れた情報やツールは、どうしても“なんとなく”使いがちです。しかし、有償ツールとなると「せっかく課金したんだから、使い倒さなきゃ損」となる。行動が変わるんです。
フォルダーや長期記憶、タイムライン…有償機能の真価
たとえばChatGPTの有料版では、フォルダー機能や長期記憶(カスタムGPT)などが使えます。
フォルダー機能で顧客ごとの議論を整理したり、マルチモーダル機能で画像とテキストを同時に扱ったり、情報管理の質が格段に向上します。また、タイムライン機能や検索性の高い履歴も“無駄な決断”を減らしてくれます。
こういった小さな工夫が、日々の意思決定力や仕事のスピード、正確性に大きな違いをもたらすんです。

“使い倒す”ことで習慣化が生まれる
生成AIをただの便利ツールにせず、“仕事の相棒”に進化させるには、日常的に使い続ける習慣が不可欠です。ChatGPTやGeminiに毎日話しかけ、質問し、壁打ちをする。
これを続けていると、「自分の考え方を模倣してくれるAI」が育ち始めます。まるで、あなたの“分身”のように機能するようになる。これは無償版では決して体験できません。
素の自分のアカウントGPT
→GPTをカスタムする
→長期記憶が生成結果を変える
→全体学習が生成AIモデルをあなた寄りにする
→どこにいってもあなたは最強!
マインドチェンジしなければ、未来は変わらない
「いずれやる」「今は必要ない」「無料で十分」──これは、思考の壁です。生成AI時代には、“変わることを楽しめるマインドセット”こそが最強の武器になります。
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生成AIに仕事を取られる?
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自分の存在価値が揺らぐ?
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効率化で“手応え”がなくなる?
そう感じる方ほど、早く触れて、理解して、武器に変えるべきです。
ChatGPT、Gemini、Claude…使い分けで広がる思考のレンジ
私が実際に契約・試用しているAIサービスを簡単に整理してみましょう。
事例: 各AIツールの有償活用パターン
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ChatGPT Pro:壁打ち、スライド作成、スクリプト生成に最適
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Gemini Advanced:論文・ドキュメント要約や長文生成、Google連携活用
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Grok(XのAI):SNS投稿の裏取り、感情検知、リアルタイム分析向け
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Perplexity Pro:検索エンジン代替、最新情報取得に強い
使う目的に応じて、使い分けるのがコツ。生成AIは“使いこなす時代”に突入しているのです。
まとめ(企画書のネタ):生成AI課金は、武器であり仲間である
生成AIへの課金は、ただのコストではありません。それは「あなたの成長を約束してくれる環境への入場料」です。
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毎月3,000円の支出が“最強の情報収集術”に変わる
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自分だけの思考パートナーを育てられる
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行動が習慣に変わり、習慣が成果を生む
生成AIは、最強の壁打ちパートナーであり、DXの加速装置でもあります。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
すこしでもみなさまの気づきになれたのであれば幸いです。
DX推進担当者の育成やIT教育研修でお悩みがあれば、ぜひ初回無料のコンサルティング「DX推進人材教育プログラム」にご応募ください。かならずお役に立ちます。
ではまた。
www.certpro.jp/dxconsulting/
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【音声配信】
※音声収録のポッドキャストではテキストには載っていない㊙話も。
ぜひ、ものは試しに聴いてみてください。
最近ビデオポッドキャストを始めましたので映像でもどうぞ!
【著者紹介】
近森 満(ちかもりみつる)
■株式会社サートプロ 代表取締役CEO
IT技術者の教育支援と人材育成を専門とする事業化コンサルタントとして、2006年に株式会社サートプロを創業し、IoT検定、+DX認定、アジャイル検定などの資格制度を創出。独自の技術者向け教育研修の開発に定評があり、実践的なスキル向上を支援。経済産業省DX推進ラボおよびIoT推進ラボのメンターとして、自治体や中小企業のDX推進を支援。近年は超知性ASIスキル可視化にも取り組み、次世代技術の普及に注力している。
■所属・役職
・IoT検定制度委員会 事務局長(IoT検定、+DX認定、超知性ASI検定)
・一般社団法人 IT職業能力支援機構 理事長(Android資格)
・電気・電子系技術者育成協議会 副理事長(E検定)
・NPO 組込みソフトウェア管理者技術者育成研究会 メンバー(組込み)
・ET教育フォーラム合同会社 代表(コンテンツ制作)
・経済産業省地方版IoT推進ラボ ビジネス創出事業メンター(IoT支援)
・経済産業省地域DX推進ラボ ビジネス創出事業メンター(DX支援)
・デジタル庁デジタル推進委員(デジタル化支援)
・DX事業共同組合 設立理事(DX推進)
・一般社団法人日本サステナブルビジネス機構 幹事(SDGs認証)
・”一億総活躍社会を実現する”共生日本協議会 理事(DEI支援)
・アジャイル開発技術者検定試験コンソーシアム 事務局長(Agile検定)