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どこで使う?AIエージェントという新しい切り札(前編)

2025年1月31日

【目次】

  1. AIエージェントとは何か?
  2. AIエージェントの主なタイプ
  3. AIエージェントの活用領域
  4. AIエージェントがもたらす未来
  5. まとめ:AIエージェントの実践的活用

 

【記事概要】

AIエージェント元年の到来とその可能性

近年、AIエージェントという概念が急速に注目を集めています。2024年は「AIエージェント元年」とも言われ、生成AIの進化とともに、その活用の幅が広がっています。

本記事では、AIエージェントとは何か、その用途、ビジネスや個人の生活に与える影響について深掘りします。

AIエージェントとは、複数のAI技術を統合し、タスクの自動処理や外部システムとの連携を行う高度なシステムです。従来の生成AIがテキスト生成などの個別機能に特化していたのに対し、AIエージェントはより包括的に作業を支援し、複数のタスクを統合的に処理する能力を持ちます。

画像
DALLE-3で生成

AIエージェントの定義と各企業の捉え方を紹介するとともに、どのように実務で活用されるかを具体的な事例とともに解説します。また、AIエージェントがもたらす業務効率化の影響や、今後の発展についても考察します。

AIエージェントは、業務の自動化だけでなく、より高度な意思決定支援やクリエイティブな領域にも進出する可能性を秘めています。こうした技術の進化が、ビジネス環境や働き方にどのような変化をもたらすのか、今後の展望についても掘り下げます。

 

【本文】

こんにちは、IT・DX教育サービスの株式会社サートプロ 近森満です。
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AIエージェントとは何か?

AIエージェントとは、複数のAI技術を組み合わせて自律的にタスクを処理する高度なシステムです。従来の生成AIがテキストや画像の作成に特化していたのに対し、AIエージェントは業務プロセスの自動化や意思決定支援、外部システムとの統合を可能にします。

例えば、リコーやアイスマイリス、アスピックなどの企業は、それぞれ異なる定義でAIエージェントを活用しており、自律型AIシステムの実現を進めています。

 

 

AIエージェントの主なタイプ

①タスク自動化型
事務作業やルーチンワークを効率化するAIエージェント
(例:RPAツール)。

②対話型
ユーザーと自然言語でコミュニケーションし、サポートを提供
(例:チャットボット)。

③意思決定支援型
データ分析をもとに意思決定をサポート
(例:BIツールとの統合)。

④自律運用型
予測分析や機械学習を活用し、自律的にタスクを遂行
(例:AIオペレーター)。

⑤システム連携型
企業の基幹システムと連携し、ワークフローを最適化
(例:ERP統合AI)。

⑥マルチモーダル対応型
画像、音声、テキストなど異なるデータを統合的に処理
(例:AIアシスタント)。

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NAPKIN AIで生成

AIエージェントの活用領域

1. 業務自動化

AIエージェントは、ルーチンワークを自動化することで業務効率を向上させます。

例えば、請求書の処理や顧客対応の自動化、データ分析の支援などに活用されています。企業はこれにより、従業員がより創造的な業務に集中できる環境を整えることが可能です。

 

2. マルチモーダル対応

従来のAIはテキストや画像、音声など特定のメディアに限定されていましたが、最新のAIエージェントは「マルチモーダル」対応が進んでいます。つまり、テキストだけでなく、動画やPDF、図表などさまざまな情報を統合的に処理することが可能になりました。

 

3. システム統合と自動連携

AIエージェントは、企業内のシステムと連携し、業務の流れを一貫して処理できるようにします。

例えば、顧客管理システム(CRM)や財務管理システムと連携することで、営業活動や経理処理がスムーズに行えるようになります。

 

 

AIエージェントがもたらす未来

AIエージェントの進化は、私たちの働き方やビジネス環境に大きな影響を与えます。業務の効率化だけでなく、新しいビジネスモデルの創出や人材のスキルセットの変化にもつながるでしょう。

今後は、AGI(汎用人工知能)やASI(超知能)への発展とともに、より高度なタスクもこなせるようになると考えられています。

 

 

まとめ(企画書のネタ):AIエージェントの実践的活用

AIエージェントを導入することで、業務効率化、システム統合、マルチモーダル対応が可能になり、企業のDX推進が加速します。今後のAIエージェントの進化を注視しながら、どのように活用するかを検討することが重要です。

 

 

さいごに

いかがでしたでしょうか?

AIエージェントの活用に興味がある方は、ぜひDX推進人材教育プログラムにご参加ください。
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生成AI導入を検討させている方は、こちらもご覧ください。
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ではまた。

【著者情報】

近森 満(ちかもり みつる)
株式会社 サートプロ 代表取締役CEO(人材育成・教育支援)
一般社団法人 IT職業能力支援機構 理事長(Android資格)
電気・電子系技術者育成協議会 副理事長(E検定)
IoT検定制度委員会 事務局長(IoT検定+DX認定)
ET教育フォーラム 合同会社 代表(コンテンツ制作)
経済産業省 地方版IoT推進ラボビジネス創出事業メンター(IoT支援)
経済産業省 地域DX推進ラボビジネス創出事業メンター(DX支援)
デジタル庁 デジタル推進委員(デジタル化支援)
DX事業共同組合 設立理事(DX推進)
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