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「あのExcelどこ?」が口ぐせなら要注意!!「ノーコード」で変わる働き方の未来!

2026年1月30日

こんにちは! 「生成AI時代のアップデート勉強会」です。

隔週にてお届けしているメールマガジンで、最新の生成AIやDX、

リスキリングなどをテーマに情報をお届けしております。

 

さて、皆さんは業務で表計算ソフトExcelを活用していますか?

Excelは見積書から在庫管理まで出来る優秀なツールですが、

何でもExcelというやり方には、大きな問題が出ています。

 

「あの見積書のExcel、最新版はどれだっけ?」

「更新したシフト表、どこに保存したかな?」

「このデータ、他の拠点とも共有したいけど…」

 

社内でこんな声が聞こえてきたら、他の方法を検討すべきです。

本日のテーマは、DXに必須の「ノーコードツール」についてです。

 

[注]Excelはクラウド版のOffice365というものがありますが、

     今回は多くの企業が導入している通常のExcelにて説明を

     行っています。ご了承ください。

 

1.表計算ソフトExcelの限界!

日本企業の業務は、長年Excelによって支えられてきました。

見積書、シフト管理、勤怠管理、在庫管理、売上管理などなど、

Excelは「万能ツール」として重宝されています。

しかし、これから多くの企業がDXに向かう中、Excelの限界が

明確になってきています。

Excelにどんな問題点があるのでしょうか。

 

【Excelの課題】

・データの一元管理ができない

・複数人で共有すると壊れやすい

・各自のPCでの作業にて属人化が進んでしまう

・複数拠点での運用が困難

・「最新版どこにあるの?」が日常化

 

弊社も企業のコンサルティングを行っていますが、経営者が

「あのデータの最新版どこいった?」といってExcelを探す

シーンをよく見ています。

これは単なる管理ミスではなく、Excel依存という文化が

生んだ構造的な問題なのです。

 

重要なのはExcelの使用を止めることではありません。

DXという観点から、業務の仕組み化を考えることです。

その解決策となるのが「ノーコードツール」です。

 

2.なぜ、ノーコードが注目される?

初めての方のために、「ノーコード」について説明しましょう。

通常、業務システムを作るには、プログラミングの知識を持つ

専門性の高いエンジニアが不可欠です。

しかし、「ノーコード」は、プログラミングの専門知識がなくても、

業務システムが作れるツールとなっています。

(名前は「プログラミングでコードを書かない」というところに

由来します)

 

ではなぜ、ノーコードのツール利用を勧めるのでしょうか。

それは…

「現場の人が、自分たちの手で業務システムを作れること」

に他なりません。

 

従来、業務システムを作る場合、このような課題がありました。

 

【業務システムの課題】

・IT部門に依頼して数ヶ月待つ

・外部業者に高額な費用を支払う

・完成したシステムが現場のニーズと合わない

・機能を変更したくても、すぐに対応できない

・何かあっても、自部署で対応できない

 (IT部門や外部業者に問い合わせする)

 

しかし、「ノーコード」なら違います。

 

【ノーコードの特徴】

・プログラミングの知識不要、簡単な操作で作成

・わずか数時間で基本のシステム部分が完成

・全社員でデータを共有可能、スマホなどにも対応

・部署内の意見を聞きながら、すぐに修正

・担当者以外でも部署メンバー全員で運用可能

・外部業者に払う費用を大幅にコストカットできる

 

「そんなに簡単にできるの?」と思われるかもしれませんが、

Excelを使っているなら、意外と簡単に使用できるのです。

 

また、「ノーコード」を活用することで、DXに対する現場の

意識が大きく上がります。

自分たちの手で業務システムを作るということは「誰かIT

エンジニアに任せればよい」という考えではなくなります。

それにより、「自分の業務」としての意識が芽生え、現場が

主体となってDXを進められるのです。

 

3.実際の成功事例

本年、ある自治体が、業務改善したい企業に対して専門家を

派遣し、「ノーコード」で業務システムを作る支援を行いました。

 

弊社は専門家の立場で参加させていただき、企業40社の導入

を担当させていただきました。

この取り組みの内容を実例としてご紹介いたします。

まずは、導入企業の担当者の意見を、導入前と導入後で比較

してみます。

 

【導入前/開始時】

・ITは苦手なんだけど…

・なんか難しそう…

・考えているような業務システムができるのだろうか…

 

【導入後/3ヶ月目】

・紙だった申請書がシステムでできるようになった!

・拠点間のデータが即時、自動で共有化された!

・これなら、もっと色々なシステムを作れそう!

・別の業務も自動化したい!

 

企業の現場担当者の方の表情が、ドンドン明るくなっていく

様子が印象的でした。

次に「ノーコード」を使ってどんな業務システムを作成したか、

事例をご紹介します。

 

【製造業 A社】

◆業務課題

営業日報をExcelで管理していたA社では、拠点が増えるたびに

日報の管理が複雑になり、「最新版がわからない」という問題が

発生していました。

◆実施内容

ノーコードツール「PowerApps」で営業日報をシステム化。

・入力工数の40%削減に成功。

・社内のコミュニケーションが可視化された。

・経営会議での情報共有がスムーズになった。

 

使用している社員の方々からは、「もっと早くやればよかった」

「出先からでも入力できて便利」という声が届きました。

 

4.代表的なノーコードツール

ここからは、最近、特に注目されている3つのノーコードツールに

ついて解説します。

 

【kintone(キントーン)/サイボウズ社】

グループウェアの大手、サイボウズ社が2011年からサービスを

提供しているノーコードツール。

Excelを意識した作りで、初心者でも理解しやすい。

 

・現場主導で業務アプリが最速で作れる

・チームでの運用が得意である

・日本企業のサービスのため、日本の企業文化に合っている

 

【Google AppSheet/グーグル社】

米国の大手IT企業グーグル社が手掛けるノーコードツール。

グーグルの各種サービスとの連携が特徴である。

 

・Google Workspaceとの相性が抜群によい。

・スマートフォンなどのモバイル活用に強い

・フィールドワークや拠点間連携に最適

 

【PowerApps/マイクロソフト社】

Word、Excel等のオフィスソフトで有名なマイクロソフト社が

提供するノーコードツール。

クラウド版のMicrosoft365との連携に強みがある。

 

・OfficeソフトであるMicrosoft 365との連携が強力。

・大企業や複雑な組織に対応できる各種機能

・セキュリティが高く複雑な設定が可能(設定は少し複雑)

 

「一番いいのはどれ?」とよく聞かれるのですが、重要なのは

「どれが一番高い機能を持つか」ではなく、自社の環境や文化

に合うかどうかです。

 

普段、グーグル社のクラウドサービスを使っている企業なら

「AppSheet」で連携するのがよいでしょう。

しかし、マイクロソフト社のMicrosoft 365 を使って教務を

こなしている企業なら「PowerApps」、ITの初心者が多い

現場や日本企業らしいチーム運用を考えるなら「kintone」

がよいでしょう。

 

5.ノーコードが変える働き方の未来

実は中小企業にとって、ノーコードは「手の届くDX」です。

高額なシステム導入や専門人材の確保といったハードルなく、

まずは小さな課題からコツコツと業務改善を始められます。

 

【ノーコードがもたらす変化】

・現場主導のDX推進

・IT部門への依存からの脱却  

・業務改善スピードの向上

・社員のデジタルスキル向上

 

最後に導入のステップを解説します。

ぜひ、参考にしてみてください。

 

【導入ステップ】

1.現在Excelで管理している業務を一つ選ぶ。

2.無料版やトライアル版でノーコードツールを使ってみる。

3.簡単なシステムを試作してみる。

4.うまく使えそうであれば、ツールの利用契約を行う。

5.作ったシステムを、部署内で検討する。(使い勝手など)

6.実験的に業務で使用してみる。

7.成果がでるようなら、徐々に機能を追加・拡張する。

8.業務活用のノウハウを他の業務にも応用する。

 

重要なのは「小さく始める」ことです。

いきなり大きなシステムは作らず、日常の小さな困りごとから

解決していく。

その積み重ねが、やがて大きな変革につながります。

 

さて、2025年も残りわずかとなりました。

今年一年間、メールマガジンをお読みいただき、誠にありがとう

ございました。

2026年が皆様にとって、更なる成長と発展の年となりますよう

心よりお祈り申し上げます。

 

来年も引き続き、DXや生成AIの役立つ最新情報をお届けして

参ります。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

それでは、また来年のメールマガジンでお会いしましょう!

 

お悩みやご相談があれば、

ぜひ初回無料のオンラインコンサルティングにご応募ください。

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